【ジャンケットバンク】第122話「6時間目の誤算」

前回のあらすじ

勝利確定演出キャンセル。

今回のあらすじ

自分の教育が真経津によって誘導されていたことに気づいた眞鍋。
真経津の策を見破り、御手洗へ本当の狙いは何かと問う。
しかし御手洗はその問いに答えることができない。

真経津の狙いを看破してなお、再び表向きに札を出す眞鍋。
「さっき出し損ねたヤツがあるだろ？」
真経津は眞鍋の言葉通りにするしかなかった。

その結果判明した真経津の狙いは部屋を冷やすこと。
真鍋は「復習」と称してこのゲームの勝利条件と真経津の策を明かす。

1ラウンドと2ラウンドの冷風に体感できる程の差はなかった。
よって引き分けになれば真鍋が先に死ぬという話はでまかせ。
真経津はもう1度あいこによるループを起こそうとしている。
ループが終わったとき、室温が低ければ低いほど100℃に上がるまでの時間を稼げる。

淡々と真経津の策を見抜いてく真鍋に、御手洗の不安はどんどん大きくなっていく。

「楽しそうに戦いを振り返るこの感じって
いつもなら真経津さんがやるヤツじゃん」

全ての選択肢を潰した真鍋が真経津に告げる。
「君は落第だ」

まだ勝負を諦めていない真経津だったが、真鍋は授業の終わりを確信していた。

感想

背後の脅威に気付けない

自転車の練習してるときに背後からくる脅威って何ですかね…。
眞鍋先生、騙されてたのにゲームの経緯を冷静に分析してて
さすが1ヘッドの教師と言わざるを得ない。

御手洗くんにその質問しても答えられません。
なぜなら何もわからない俺らと同じ立場だと前回言っているから！
そこで「嘘はつくな」って反応になるの、
御手洗くんのこと高く評価しすぎじゃないですか？

今回真経津さんずっとびっくりした顔してますよね。
まあ腹の中では何考えてるかわからないんですけど。
ここまで自分の思考を読まれたことに驚いてる感じかな。

VIPが訳わからんくなんだろが！！

大丈夫です、読者の大半もわかっていません。
つまり私たちはVIPであるという説が有力です。
たしかにお金払ってこんなギャンブル鑑賞に勤しんでるんだから
VIPとやってること変わりませんよね。
というか主任はめんどくせーとは言ってますが、
何やってるかわかってるんですか？
めんどくせーとらわからんくなるとか口調かわいいですね。
名前忘れちゃったんでプロフィールと部下の情報ください。

復習をしよう

テストには出ませんが復習してくれるのは助かります。
急激な室温変化じゃなくても50℃以上にもなれば普通熱中症やら何やらで倒れませんか。
続行不可は勝敗に関係ないんだっけ…？
真経津さんが前半でゲームシステムについて検証しがちなの見抜いたのは流石です。
冷風に温度差がないのは分かったけど、熱風はどうなんですかね…。
前回御手洗くんのポエムで「肌が焼ける」的なこと言ってましたよね。

真経津さんの狙いはお部屋を冷え冷えにして100℃になるまで耐えようってことね。
今50℃超えてるのに死ぬ温度まで室温下げるって大変そう。
あいこは実力差か協力がないと成り立たないんだよね？
真鍋先生こそ教育方針打ち明けちゃったら策が崩壊しません？

ボクの知らないことを教えられるかも

この言葉から察するにここまで真経津さんの計画だった可能性ある？
今まではこんなに深く考察してくれる人がいなかったから
真鍋先生のおかげで新しい扉を開けるかもしれないってことでは。
だとしたら教育成功してますね、真鍋先生！
ただし対価は自分の死ですが。
そういえばここ数週は真鍋先生がキモくなくなってきたんですが、理解者面をやめたからかな。
多分真経津さんが御手洗君ムーブをやめた辺り。

ネットでは温度差でガラスを割る説が出てますね。
最初から100℃まで上がることを想定して用意した装置が熱割れ起こすのかはわかりませんが。
現状真経津さんの策が耐久路線なのは草。タフネスSSSだね…。
耐熱ガラスより真経津さんのほうが熱耐性あったら笑う。

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